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第26回 チャンピオンズカップ(GⅠ)~砂の新女王、ダブルハートボンド誕生~
師走に入って街はイルミネーション一色、ボーナスの使い道より「年末どこで回収するか」を考えてしまう管理人です。
先週は芝のジャパンCで盛り上がりましたが、今週はダート王決定戦・チャンピオンズC。そのタイトルを射止めたのは、4歳牝馬ダブルハートボンドでした。
写真判定が長く続いたゴール前、中京のスタンドがどよめいたあの瞬間を、改めて振り返っていきましょう。
レース結果と全体像
1着 ダブルハートボンド(牝4・坂井瑠星)
2着 ウィルソンテソーロ(牡6・川田将雅)
3着 ラムジェット(牡4・三浦皇成)
勝ち時計は1分50秒2、舞台は中京ダート1800m・良馬場。3番人気ダブルハートボンドが好位から抜け出し、内を突いて迫ったウィルソンテソーロとの激しい叩き合いをハナ差で制してGⅠ初制覇。
牝馬のチャンピオンズC制覇は2015年サンビスタ以来、10年ぶり2頭目の快挙です。
配当面では、単勝2番が730円、馬連2−8が2,300円、3連単2−8−7は36,790円(106番人気)。
人気サイド決着ながら、馬券的には「中波乱」クラスの払い戻しとなりました。
1番人気ナルカミは直線で伸び切れず13着に敗退。
人気の軸が飛び、相手本線だったウィルソンテソーロと、拾えるかどうかのラムジェットが絡む形──馬券的には「人気と実力のバランスをどう読むか」が試された一戦だったと言えます。
■レース展開の分析
スタートで主導権を主張したのはシックスペンスとウィリアムバローズ。
2頭が並ぶようにして1コーナーへ飛び込み、中京のスタンドからは序盤からざわめきが起こります。
やや速めのペースを刻む逃げ争いの直後、ロスの少ないポジションを取りに行ったのがダブルハートボンド。
外を見ながら好位3番手で折り合い、砂をかぶりすぎない絶妙な位置取りでした。
向こう正面でも前2頭のペースは落ちず、後続勢は早めに仕掛けるか、脚を溜めるかの選択を迫られます。
その中で坂井騎手はほとんど手を動かさずに追走。
3~4コーナーでシックスペンスが苦しくなり始めると、自然とダブルハートボンドが2番手へ。
プレッシャーをかけながらも、追い出しをギリギリまで我慢したのがこのレース最大のポイントでした。
直線入口、先頭に立ったダブルハートボンドが外から一気にスパート。
残り300mで後続を突き放し、勝負ありかに見えましたが、内ラチ沿いをジワジワと伸びてきたのがウィルソンテソーロ。
昨年まで2年連続2着の「この舞台の主」。
坂井騎手も「一番怖いと思っていた馬」と語った相手が、最内から鋭く迫り、残り100mは完全な一騎打ちとなりました。
ほぼ同時にゴール板を駆け抜け、3~5着は先に確定。
それでも1・2着は写真判定に持ち込まれ、掲示板の一番上に「2」のランプが灯った瞬間、中京のスタンドから大きなどよめきと歓声。
9センチ差の決着は、展開を読み切り「待って差す」形に徹した坂井騎手のレースメイクが、最後の最後でわずかにウィルソンテソーロを上回った結果と言えるでしょう。
■上位入線馬の評価
・1着:ダブルハートボンド
父キズナ、母パーシステントリーという血統で、これで8戦7勝(JRAでは無傷の7戦7勝)。
前走みやこSをJRAレコードで圧勝した勢いそのままに、今回はさらにレベルの高いGⅠでも「好位から抜け出して差し返す」という、勝ちパターンを再現してみせました。
速い流れを楽に追走できるスピードに加え、並ばれてからもう一伸びする勝負根性がこの馬の最大の武器。
厳しい実戦を続けながらも体質面の課題をクリアし、中3週のローテでもパフォーマンスを落とさなかった点からも、心身ともに「本格化した」と見て良さそうです。
1800m前後のダートでは現役トップクラスと言って差し支えない内容でした。
・2着:ウィルソンテソーロ
このレースで3年連続2着という、ある意味で歴史的な“準主役”。
今回は内枠を活かし、中団からロスなくインを立ち回る川田騎手らしい騎乗。
直線も最内の伸びるゾーンを選んで脚を使っており、勝ちに行く競馬をした上でのハナ差2着とあれば、責められる内容ではありません。
年齢的にピークアウトを心配する声もありましたが、内容を見る限りまだまだ一線級。
展開一つでタイトルに手が届いてもおかしくないだけに、年末の東京大賞典や、来年のフェブラリーS・海外遠征など、どこを使っても引き続き主役級の扱いで良いでしょう。
・3着:ラムジェット
7番人気での3着は立派のひと言。
人気2頭の後ろから脚を溜め、直線でしぶとく伸びてきた内容には「成長を感じる」と三浦騎手自身も手応えを語っています。
まだ完成途上ながら、GⅠの舞台で上位に食い込めたのは、これまでの経験値と地力が合わさってきた証拠。
距離・コースを問わず安定して脚を使えるタイプで、今後ローテに幅を持たせれば、地方交流GⅠや海外のダート重賞でも面白い存在になってきそうです。
その他の注目馬
メイショウハリオは4着と健闘。年齢的に衰えを不安視されながらも、直線ではしっかりと見せ場を作りました。
東京大賞典参戦のプランも報じられており、最後までその底力を見せ続けてくれそうです。
一方で1番人気ナルカミは13着と大敗。中京コースへの適性や、前走からのローテなど、事前から指摘されていた懸念材料がそのまま結果に出た形で、「舞台設定の重要さ」を改めて感じさせる一戦でした。
■レース総括(馬券・データの観点から)
・逃げ争いが激しく、前半からラップが締まったことで「好位〜中団の差し」がベストポジションに
・逃げたシックスペンスは11着と失速し、「行き切るだけでは厳しい」今の中京ダートの傾向が改めて浮き彫りに
・1番人気ナルカミが飛び、2〜3番人気+7番人気での決着という構図は、「上位人気の中でどの馬を嫌うか」がポイントだった
という3点が、今回のチャンピオンズCを馬券的に解釈する上でのキーワードになりそうです。
ダブルハートボンドは、みやこS→チャンピオンズCというローテでレコード勝ち→GⅠ制覇という非常にハイレベルな連勝。
4歳世代のダート路線では、フォーエバーヤングやミッキーファイトといった“怪物級”の存在が話題ですが、牝馬からも同じ世代に「砂の怪物」が出てきた構図は、今後のダート路線を語る上で大きなトピックになるでしょう。
■今後のダート戦線・注目ポイント
大久保調教師は「チャンピオンズカップを勝った以上、それに見合うレース選択と結果が求められる」としつつも、膝に課題を抱える同馬の体質面を考慮し、アメリカやドバイ遠征には慎重な姿勢を見せています。
とはいえ、フォーエバーヤング・ミッキーファイトらとの頂上決戦が実現すれば、来年のダート界は間違いなく歴史的なシーズンになるはずです。
距離適性は現状1800mがベストという評価ですが、ペース次第では2000m前後まで守備範囲に入りそうな余地も十分。
国内ダートGⅠのローテをどう構築していくのか──その「使い分け」も含めて、来年の主役級の1頭であることは間違いありません。
■次週の注目レース
次週の注目は、阪神芝1600mで行われる2歳女王決定戦
第77回 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)。
今年は重賞ウイナー不在の混戦模様で、登録頭数も多く「どこからでも狙える」メンバー構成。新星アランカールをはじめ、無敗馬や素質馬がひしめく一戦だけに、チャンピオンズCとはまた違った意味で、データと映像の見極めがカギになりそうです。
競馬リポートでは、阪神JFの傾向分析と「注目の1頭」と「最終追い切り診断」を例によって週中にお届けする予定です。
チャンピオンズCの余韻に浸りつつ、次の戦いに向けて一緒にイメージを膨らませていきましょう。
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